更新日:2013年03月30日
FMR Y科号エンジンOH その3
年度末の忙しい毎日からやっと開放されたので、
久々にFMRに顔を出してきました。
あれからY科号の進捗状況はどうなってるのか、
作業をのぞかせてもらいました。
工場奥の作業場では、工作機械にクランクシャフトがセットされ
ポリッシングという工程をしていました。
クランク部分の傷や付着したカーボン等を取り除き、磨く作業だそうです。
そのとなりでは、シリンダー部分のホーニング加工という作業をしていました。
少し動かしては止め、内部の具合を指先で感触を確かめ、寸法を計り、
また動かすという、1/1000 1/100ミリ単位の神経を使う作業です。
見ている方も声をかけづらい、ピーンと緊張感が張り詰める作業です。
武藤社長によると“エンジンの命”となる作業工程だそうです。
横の台の上には、ヘッド部分が置いてありましたが、
こちらはまだ手付かず状態・・・これからですね。
Y科号117クーペのボンネットの中はまだガラーンと空いてますが、
予定では来週中には仕上げたいと言ってました。
そうすると、来週の後半にはこの中にエンジンが収まっているんでしょうかね。
G161Wの完成までもう少し、楽しみです。