更新日:2013年04月04日
FMR Y科号エンジンOH その4
今日は昨日までの春の嵐とは打って変わって
非常に爽やかな晴れた日となったので、夕方、FMRへ顔を出して来ました。
先週の土曜日以来なので、Y科号のOHエンジンは
さて、どこまで進んでいるか・・・
FMRの外にはクラシックカーレースでは有名なあのオレンジの#61ベレットが・・・
4月14日に富士スピードウェイで行われるJCCAクラシックカーレース出場に向け
これから整備にはいる予定だそうです。
思わず、117クーペとのツーショット!
FMRチューンの常勝ベレット(S68クラス)です。
工場内には、B110(Fクラス)も。
今回は、あとB310(TSクラス)を入れて3台出場予定だそうです。
もし富士に行かれる方は、ぜひ応援してあげてください。
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さて、Y科号のエンジンはどうなっているか・・・
工場奥に行くと、すでにヘッドは組まれ、
カムクリアランス調整(シム調整)をしていました。
シムの厚さをマイクロメーターで測りながら調整。
シムを取り付ける
トルクを測りながらネジを締める・・・
取り付けたあと、
各カムとシムの間のクリアランスを一定になるよう調整するんですが
それが微妙にずれていると、せっかく取り付けたカムをまた外し
シム調整をして、また取り付けるという作業を続けていました。
さすが、レース用エンジンを多数組み上げてきたFMRのこういう繊細な作業が、
あのダイナミックな走りを支えているんでしょうね。
私の117クーペのG200Wエンジンも、2009年夏に、
こうしてOHされたんだと思うと、ちょっとうれしい気持ちになります。
そう、ただいま、絶好調!です。
あと、走るごとにトルクフルになってきているように感じるのは
気のせい?
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今日中にはエンジンは組み上がる予定で、
いよいよ明日は、Y科号のエンジンルーム内に収まる予定です。