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FMR Y科号エンジンOH その4

今日は昨日までの春の嵐とは打って変わって

非常に爽やかな晴れた日となったので、夕方、FMRへ顔を出して来ました。

先週の土曜日以来なので、Y科号のOHエンジンは

さて、どこまで進んでいるか・・・

 

FMRの外にはクラシックカーレースでは有名なあのオレンジの#61ベレットが・・・

4月14日に富士スピードウェイで行われるJCCAクラシックカーレース出場に向け

これから整備にはいる予定だそうです。

 

思わず、117クーペとのツーショット!

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FMRチューンの常勝ベレット(S68クラス)です。

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工場内には、B110(Fクラス)も。

今回は、あとB310(TSクラス)を入れて3台出場予定だそうです。

もし富士に行かれる方は、ぜひ応援してあげてください。

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さて、Y科号のエンジンはどうなっているか・・・

工場奥に行くと、すでにヘッドは組まれ、

カムクリアランス調整(シム調整)をしていました。

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シムの厚さをマイクロメーターで測りながら調整。

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シムを取り付ける

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トルクを測りながらネジを締める・・・

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取り付けたあと、

各カムとシムの間のクリアランスを一定になるよう調整するんですが

それが微妙にずれていると、せっかく取り付けたカムをまた外し

シム調整をして、また取り付けるという作業を続けていました。

 

さすが、レース用エンジンを多数組み上げてきたFMRのこういう繊細な作業が、

あのダイナミックな走りを支えているんでしょうね。

 

私の117クーペのG200Wエンジンも、2009年夏に、

こうしてOHされたんだと思うと、ちょっとうれしい気持ちになります。

そう、ただいま、絶好調!です。

あと、走るごとにトルクフルになってきているように感じるのは

気のせい?

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今日中にはエンジンは組み上がる予定で、

いよいよ明日は、Y科号のエンジンルーム内に収まる予定です。

 



FMR Y科号エンジンOH その3

年度末の忙しい毎日からやっと開放されたので、

久々にFMRに顔を出してきました。

あれからY科号の進捗状況はどうなってるのか、

作業をのぞかせてもらいました。

 

工場奥の作業場では、工作機械にクランクシャフトがセットされ

ポリッシングという工程をしていました。

クランク部分の傷や付着したカーボン等を取り除き、磨く作業だそうです。

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そのとなりでは、シリンダー部分のホーニング加工という作業をしていました。

少し動かしては止め、内部の具合を指先で感触を確かめ、寸法を計り、

また動かすという、1/1000 1/100ミリ単位の神経を使う作業です。

見ている方も声をかけづらい、ピーンと緊張感が張り詰める作業です。

武藤社長によると“エンジンの命”となる作業工程だそうです。

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横の台の上には、ヘッド部分が置いてありましたが、

こちらはまだ手付かず状態・・・これからですね。

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Y科号117クーペのボンネットの中はまだガラーンと空いてますが、

予定では来週中には仕上げたいと言ってました。

そうすると、来週の後半にはこの中にエンジンが収まっているんでしょうかね。

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G161Wの完成までもう少し、楽しみです。



117OC春MTG下見の下見

24日の日曜日に、117クーペオーナーズクラブ関東支部の

春のミーティングのための下見の下見を、

栃木のメンバーでして来ました。

 

残念ながら、晴れた日ではなく、ちょっと重い曇り空でしたが、

朝、宇都宮の道の駅ろまんちっく村でT代号と待ち合わせ。

ただ今回は、T代さんの赤の丸目号はただいま整備中ということで

これも希少ないすゞ車のアスカ・イルムシャー号での参加となりました。

 

9時、国道293号を佐野・足利に向けて出発しました。

 

ルート293は、市街地を外れれば、信号も少なく

田園風景の広がる走りやすい道路で、

私の好きなコースの一つでもあります。

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途中、「道の駅にしかた」でHM117のA達号(左)と合流。

一番右が、まず見かけることのないT代さんのアスカ・イルムシャー号。

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佐野の「道の駅たぬまどまんなか」では

このブログを通じて知り合った117OCの仲間になるかもしれないH堀さんと合流。

ただ残念なことに、彼の117クーペも整備中ということで別の車での参加となりました。

 

4台で、ランチ候補地の佐野・出流原のホテル一乃館へ。

ここは大正ロマンの漂う、趣あるホテルで、

古き良き117クーペにはピッタシの場所です。

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ちなみにオーナーはアストン・マーチンオーナーだそうで、

ホテルのロビーや廊下のディスプレーにその思いがこもっています。

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ホテルの前には出流原弁天池があり、

その脇の山の中腹には赤塗りでひときわ目立つ磯山弁財天があります。

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上の弁天堂までは結構な登り坂で、運動不足の体にはこたえますが、

上から望む景色は心あらわれる爽やかさがあります。

 

この一乃館ではもう一台の117クーペ◯山号と合流。

これで全員揃い、次のランチの候補地でもある「ココ・ファーム・ワイナリー」へ。

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ココ・ファーム・ワイナリーの駐車場に並ぶ117クーペ。

一番左端が◯山号。

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ここではランチを実際に食べてみました。

上がデッキランチ、下がスパイシーカレーランチ、共に1,000円

非常にリーズナブルで新鮮な野菜が美味しいく、

女性にはうれしいメニューとなってますが、

男性にはちょっと物足りないかな・・・

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デッキの上から前のぶどう畑を望む。

新緑のころは最高のロケーションでしょうから、

また来てみたいですね。

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ちなみに、このココ・ファーム・ワイナリーがどういうところか知りたい方は

私が説明するより、下記ビデオを見てもらったほうが早いかもしれません。

ココ・ファーム・ワイナリー[いいね!JAPAN ソーシャルアワード]

 

ランチのあとは、

足利市内に足を伸ばし、足利学校や鑁阿寺までの観光ルートと

駐車場の確保をどうするかを下見。

足利はよく小京都といわれるだけあり、非常に落ち着く街です。

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もう少し時間があれば、織姫神社

森高千里の♪渡良瀬橋♪の歌にあるルートも歩いてみたいですが、

今回はここまでで解散。

皆さん、それぞれ無事!に帰宅されたと思います。

 

4月になったら、またルートを煮詰めるために訪れる予定です。

 

(追記)

森高千里さんが「渡良瀬橋」誕生から20年を経て、その思いを語った

「渡良瀬橋」と私』というYouTubuがありました。

ちょっとジーンと来ちゃいました。

よかったら覗いてみてください。



宇都宮の桜も開花しました

仕事で出かけた帰り道、

宇都宮の桜の名所である新川沿いを通ったので、

せっかくなので、開花し始めた桜の木の下に117クーペを停め、

春の訪れをともに味わいました。

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咲き具合は、

まだ3分咲きというところでしょうか。

2013

 

一週間後の来週の土日は、満開でしょうから、

ここも花見客で賑わうことでしょう。

 

今年は、桜の花をバックに

素敵なクーペの写真を取りたいですね。



FMR Y科号エンジンOH その2

夕方FMRをのぞいてみると、

Y科号エンジンはすでにバラバラに分解されていました。

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武藤社長は、

このエンジンは以前にもオーバーホールしていると言います。

そして、焼き付きがところどころに見られるので、

オイル切れも起こしていたという。

上記写真ではちょっとわかりづらいですが、

一番左側のピストンは、コンロッド部分全体が変色しています。

これは相当危険な状態になっていたことを示しているといいます。

 

コンロッドのクランクシャフトとの連結部分(円の内側)、

赤くなっているところが焼付けを起こした跡。

(写真では分かりづらいですかね・・・)

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メタルも焼付けを起こして、赤く変色しています。

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ピストンリングにおいては、

4本全てが割れていたそうです。

#3ピストンのものは、下記写真中央のように、

細かく割れて入っていたそうです。

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今回、オーバーホールをするタイミングとしては

ギリギリのところだった、と武藤社長。

このまま走っていたら、最悪の状況も考えられたと言います。

 

・・・・

 

奥ではすでにオーバーホールの最初の工程として、

オーバーサイズピストンを入れるためのボーリング作業が始まっていました。

クリアランスは4/100とか言ってましたが、素人の私には何のことか・・・。

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手前の#4シリンダーの内側を指でなぞってみると、

けっこう凸凹しているのが分かりました。

写真でみてもそれとなく想像できるかと思いますが・・・

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新生G161Wにむけた作業がいよいよ始まりました。



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