更新日:2013年05月02日
Y科号試乗レポート
群馬MTGの翌29日。
FMRで整備・点検入院していたY科号を引き取りに
東京からT中さんのHM117に同乗してY科さんが来ました。
Y科号はオーバーホール後、慣らし運転をしていたのですが、
オイル漏れが見つかり、佐野・足利MTGの最終下見後に再度FMRに入院。
オイル漏れやクラッチの修理、点検整備、オイル交換等を済ませ、
この日、退院となりました。
FMR POWERの看板の前に並んだ3台。
一番手前がY科号、真ん中がT中号。
FMRを後に、宇都宮の我が家へと向かう。
私の事務所前に停まるT中号とMYクーペ。
横から見ると同じ車に見えても、HMと角目では印象が全然違います。
正面の顔は日本人とイタリア人ハーフくらいの差がありますね〜
ボンネット先端のラインが随分違います。
Y科号は、佐野・足利MTG下見のあと、そのまま入院となったので
汚れもそのまま。
ということで、まずは洗車作業となりました。
ホイールを歯ブラシで汚れ落としするT中さん。
一生懸命ワックスがけをするY科さん。
エンジンも快調になり、ボディもピカピカとなったY科号。
さあ、この後は洗車後の水切りを兼ねて、
生まれ変わったY科号の試乗会となります。
まずT中さんが試乗した後、私もY科号を運転させてもらいました。
M/Tのクルマを運転するのは10年ぶりくらいになります。
以前21年間は96XGのM/Tを乗っていたんですが、
さすがに10年ぶりとなると、出だしではお約束通りのエンスト(^_^;)
ま、乗ってるうちに少しはよくなってはきましたが・・・
Y科号は、非常に静かなクルマになっていました。
比較のため乗ったT中号と比較すると、
同じ117OCのマフラーで同じG161Wなのに、
こんなに違うのというくらい静かでした。
一番の違いはトルク感でしょうか。
慣れないM/Tでついつい、2速発進などもしてしまいましたが、
エンストすることもなく、スムーズに加速していきます。
それが、T号ではノッキング状態になり、思わずクラッチを踏み、
1速からの出だしとなります。
私のようにM/Tに慣れていない人間でも乗りやすいクルマに仕上がっていました。
高速走行したわけではないので、
(Y科さんもまだ、あまり回転を上げてほしくなさそうだったので)
加速感の比較はできませんでしたが、
このトルク感で加速していくことを考えれば、
楽しいエンジンではないでしょうか。
ちなみに同じHMに乗るT中さんの試乗インプレッションは、
・・・Y科号はT中号と比べると、丁度ギア1つ分のトルクがある感じ。
つまりT号の2速の加速がY号は3速で味わえる。
上り坂でT号なら3速が必要でも、Y号は4速のまま行ける!
また、直進性が良く、
ハンドル中央付近の手ごたえもシッカリ感があるので、
高速の巡航などではとても疲れが少ないと思います。
・・・とのこと。
FMR武藤社長はいつも、オーバーホールしたエンジンは
5,000kmくらい走行するとアタリが出はじめてきて、
10,000〜20,000kmくらい走って本当の性能が出てくると言ってるので、
アタリが出た頃もう一度乗らせてもらいたいですね。
ちなみに私のクーペのエンジンもOH後10,000km超になりますが
最近トルク感がさらに増してきたように感じています。
やはりアタリの出はじめは5,000kmくらいからでした。
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試乗会をすませた後、Y科号とT中号は
GW帰りの渋滞に巻き込まれないようにと
早めに東京に帰っていきました。
高速走行中の写真をT中さんが撮って送って来てくれました。
(このブログで何枚か使わせていただきました。謝謝m(_ _)m)
慣らし走行中はずっと一番左側を80〜90km/hくらいで走っていましたが、
慣らしを終えたので、今回は中央の車線を走って帰ったそうです。
ただし、写真と一緒についてたT中さんのコメントには、
・・・でも、最後まで100km/hをキープしてました・・・ので、
援護するT中号の後ろには渋滞の列が次第次第に長く・・・・。
蓮田PAで最後の休憩のとき、駐車場誘導スタッフ(60歳くらい)から
Y科さんへ「兄ちゃんのクルマ117だろ!渋いね~」×5回の
声援をいただいていました。
いつも思いますが、ああいう言葉を掛けてもらうと嬉しいですね・・・
とありました。