更新日:2013年05月05日
ダンパー(KONI)減衰力の変更
昨日は、
今までやろうと思っていても
なかなかできなかったダンパーの減衰力調整をしました。
私の117クーペのダンパーはKONI(コニー)なので、
無段階で減衰力の調整ができます。
今まではどちらかと言うと硬めの設定だったので、
コーナリング時のロールやゴー・ストップ時のダイブも少なく
運転のしやすい、走っていて楽しい設定でした。
ただし、何事もこちらが良ければあちらが立たずで、
乗り心地はある程度、我慢、我慢です。
特にKONIは硬くすると、段差を乗り越えるときは、それなりに突き上げ感も強く、
そのうちボディが壊れるんじゃないのと思うこともあります。
KONIと比較するとビルシュタインなどは、硬めの設定でも段差を乗り越えるときは
トン、トン、という感じで突き上げ感も少なく、マイルドな感じですね。
それで、もう少し乗り心地を良くしたい、
117クーペを長く乗り続けるためにも、ボディにもう少し優しい設定にしたい、
ということで、ちょっと柔らかめにシフトしてみました。
今までは、フロントは一番硬めにした状態から半分(180度)戻しでしたが、
今回は、それにプラス90度(270度)柔らかめにしました。
リアは、一番硬めの状態から1周と1/4(450度)で、
こちらは今までに比較して180度プラスにしてみました。
【KONIの取り外し】
KONIのフロントを外すときは、上部のダブルナットを外します。
ただその時、上部の穴に六角レンチを差し込み固定しながら回すようにします。
上が外れたら、下側を固定しているネジを外せば、
下に落ちてきます。
減衰力の調整は、いっぱいに縮めてから右に止まるまで回すと
それが一番硬い状態になるので、
後は好みに応じて左に回して柔らかさを調整してみてください。
私は今回、3/4周(270度)に設定しました。
リア外すときは、リアシートを倒し、上部のナットを外します。
やはりフロントと同じように、六角レンチで固定して回すようにします。
そして下側のナットを外して、横にずらせば簡単に取り外せます。
リアも減衰力の調整は、いっぱいに縮めてから右に止まるまで回すと
それが一番硬い状態になるので、あとはフロントと同じように調整します。
私は今回、1周と1/4(450度)に設定しました。
【走行フィール】
実際に走ってみた感じでは、
まず気になったのが、ゴー・ストップ時のダイブ感が大きくなったこと。
ただ今までが殆どなかっただけに気になるという程度ですが・・・
あとは全体的にフワフワする感じがしたことかな・・・。
コーナリングは、
比較できるほどスピードが出せるコーナーを走ってないので
今回は判断出来ませんでした。
とりあえず、この設定で少しの間乗り続けて、
いろいろな状況の道を走り、馴染んできてから、
もう少し微調整が必要かどうか判断してみたい。