今、私のクーペは鹿沼のガレージ北関東のリフトに乗っかっています。
整備中といえば聞こえがいいが、じつは・・・
先月の7月26日(土)〜27日(日)、
117クーペオーナーズクラブ関東支部の「諏訪・蓼科MTG」に参加すべく、
集合場所の中央道下り「談合坂SA」に向け、宇都宮を朝出発。
東北道〜岩舟JCT〜北関道〜高崎JCT〜関越道〜鶴ケ島JCT〜圏央道と順調に走行。
圏央道・狭山PAで休憩した後、日の出あたりまでは順調だったが、
あきる野あたりから渋滞し始め、ノロノロ運転に・・・
表示では八王子JCTまで10kmの渋滞・・・
このあたりはほとんどがトンネルで、風も抜けなく、外気温もそうとう上がってきていた。
トンネル内はライト点灯、そしてエアコンON・・・ちょっといや〜な予感がしたので、
途中から、ライトOFF、ノロノロ状態で回転数も上がらずエアコンの効きも悪かったので
窓を開けて走行していたが・・・突如、
“パンッ!!”
八王子JCTまであと1.5kmほどとなったトンネル内に響く破裂音。
最初、他の車がパンクしたのかと思っていたら、
クーペのボンネット右脇(タイヤ周辺)から水蒸気が上がったので、
自分の車だと分かり、急ぎ左脇によせ停車。
すると、メーター内ランプがすべて点灯し、エンジン停止。
再度エンジンをかけると、いったんはかかるがすぐさま停止。
2〜3回やっても同じなので、動かすことはあきらめ、
JAFにTEL。
あとは、JAFの指示に従い、追突の危険性があるということで
車から降り、トンネル脇の通路に避難、助けを待つことに・・・(-_-;)
渋滞ということもあり、約30分ほどしてやっと、公団のパトロールカーが到着。
この場所だと、ただでさえ渋滞しているのに、さらに渋滞に輪をかけているので
この先200mのところに待避所があるのでそこへ移動することになったが、
ただ、エンジンがかからないと言ったら、それじゃ押して行こうということに・・・
待避所に車を入れたので、とりあえず追突の恐れはなくなって、
JAFを待つことに・・・
10時34分にJAFに電話した時は、到着まで60分ほどかかると言われたが、
待てど待てど、なかなか来ない。
やっと来たのは13時8分、すでに2時間30分が過ぎていた。
JAFの方が、ボンネットを開け、点検。
オーバーヒートということで、応急措置を開始。
ラジエーター内は空になっていたので、水を追加。
バッテリー上がりでセルが回らなくなっていたので、
ブースターをつないでエンジンをかける。
どうにかエンジン内に水が入ることはなく、問題はなさそう。
なんとか、動かすことはできそうなので、まずはトンネル内脱出!
談合坂SAまでゆっくり走らせていくことに・・・
ところで、JAFがみえたころ、
なんと!! 117OCのT支部長が、心配して駆けつけて来てくれました。
心細かった時だけに、ほんと、うれしかったですね!
その分、MTGのスケジュールを乱してしまい、
他のみなさんにはご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。<(_ _)>
談合坂SAまでは、問題なく走っていけました。
水温も走り出しは120℃近くあったが、走るにつれ90℃まで下がり、
これで、MTG参加できるかなと思ったが・・・
談合坂SAに着いた頃、また水温が120℃を振り切った!
えっ、何? と思って、外に出てボンネットの方を見ると、
水がジャバジャバと流れ出していて・・・
さっきJAFの方が入れてくれた水が全部出てしまう勢いでした。
たぶん、走行してくる間に、傷口がさらに広がってしまったのかな・・・
このあと、とりあえずエンジンを冷やしてから、
SA内のGSの一部を借り、T支部長が車をあげて応急措置をしようと試みるが
ねじが固くて回らず、アンダーカバーも外れないし、
何よりもこの日の暑さは半端ないもので、熱中症になりかねないので、
修理は断念。
この段階でMTG参加もあきらめ、再度JAFに助けを求め、
ローダーに載せて栃木に帰ることに・・・・
帰りの中央道上りは、談合坂SAから八王子JCTの20分ほどの距離が
事故渋滞に自然渋滞も重なり3時間近くかかり、
八王子JCTを抜け、圏央道に入ったのはちょうど8時。
結局、整備工場のある鹿沼に着いたのは、夜10時30分を過ぎていました。
ガレージ北関東の社長も夜遅くまで待っていてくれて、
ほんとうれしかったですね。
最後に、せっかくのMTGだったのに皆さんにご迷惑をかけすみませんでした。
そして助けに来てくれたT支部長に感謝申し上げます。