今回のオーバーヒートで、
今後同じことが起きないようにするにはどうしたらいいか?
ということで、今回の修理は・・・
【ラジエーター関係】
1.ロアホース → 新品に交換・・・アッパーホースは4年前に交換済
2.サーモスタット → 新品に交換
3.ラジエータキャップ → 新品に交換
4.ラジエーターの2層コア → 3層コアにアップ
1〜3までのロアホース等の部品交換は当然として、
4の“3層コア化”は銅がいいのかアルミなのか、2層か3層か、
ピッチは・・・など、利点・欠点・予算を含めいろいろ検討してもらった結果、
渋滞時のノロノロでもハード走行でも、街乗りとして効果があるのは
銅3層が一番いいだろうということになりました。
30年以上使い続けた泥などで詰まったラジエーターをきれいに掃除するだけでも
冷えが全然違うとも言ってましたので、
新品3層にすることの効果は大きいものがあると思います。
【電気関係】
1.オルタネーター(55A)→ ICレギュレーター付オルタネーター(80A)に交換
2.電動ファンの配線見直し
今回のオーバーヒート時に、バッテリー上がりがおき、
エンジンがかからなくなってしまいました。
ノロノロ運転で回転数が上がらず充電がうまくできなかったためなのかなと思います。
そのため、電動ファンも電力不足でうまく回っていなかったのではないか。
オルタネーターから無駄なくバッテリーに充電できるよう配線を変えていましたが、
それは普通にエンジン回転数が上がっていればこそなので、
長時間のノロノロ運転では、現在の55アンペアではやはり電力不足なのかな?と、
そこで、80アンペアのICレギュレーター付オルタネーターに交換しました。
今回のICレギュレーター付オルタネーターは、117OC会報でも紹介されていた
㈲日本オートパーツ(TEL.0790-27-0144)から入手しました。
80アンペアで@16,000円(税・送料別途)、格安です。
取り付け部分の寸法・形状やプーリーまでの寸法があるので、
現在のものを先方に送り、同形状のものを送ってもらいました。
・・・それでも、取り付けには少し加工が必要だったそうですが・・・
今まで付いていたレギュレーターを取り外してみると、
赤丸部分のコードがちぎれそうになっていたそうです。
どっちみち交換時期だったのかもしれません。
電動ファンは、センサーの方法、温度設定も含め、
きちんと作動するよう配線の見直しをはかります。
【その他】
1.ボンネットに貼ってある防音材の剥離
これは以前にも書いたように、
これによって熱の放出がうまくできなくなり、エンジンルーム内に熱がこもるため。
防音効果よりはまずは熱放出を優先させるべきですね。