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THE MAN 武藤文雄(Racing on 466号) 

わが117クーペの主治医、FMRの武藤社長の取材記事が、

「Racing on 466号」(2013.08.01 三栄書房)に掲載されてます!

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117OCのY科さんより記事掲載のことを教えていただき

速攻、TSUTAYAへ! GETしてきました。

 

  復活 THE MAN 閃光を放った男たち

   メインレース以上に人気を博した70年代の富士GC前座「マイナーツーリング」

   サニーvsスターレット、幾多の名勝負が繰り広げられたなかで

   その一戦は、実際にそれを見た者には忘れられぬ強烈な光を放っている

   鳥肌が立つほどに大雨の中を疾駆した男の名前は、武藤文雄といった

 

このリード文を読んだだけで、ゾクッときますね・・・・

武藤社長の若き頃のレーサーとしての活躍、明と暗、

これまでの生き様が、4ページにわたって書かれています。

 

「でもレースは辞められないね。ヒストリックカーでも細部までこだわって、

クルマ作るのでもナンバーワンでいたいじゃない。分かるでしょ」

この言葉に、今のメカニックとしての武藤文雄が

私たちのような一般車に対してでも妥協を許さない、あのこだわりは、

常にナンバーワンをめざすレーサー魂からくるものなのかと改めて思う。

だからこそ、今でもそしてこれからもレーサーなのだろう。

 

こんな人に愛車を診てもらえてると思うと嬉しくなりますよね。

だから、わが117クーペは日光の峠道でも絶好調で快走できてます。

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筑波ミーティング サマー

七夕の7日(日)、筑波サーキットで開催の

JCCAクラシックカーフェスティバル「筑波ミーティングサマー」

My117クーペの主治医であるFMRが参戦するということで、

やっとタイミングが合ったので、117OCのFMRファミリー5人で観戦してきました。

 

当日は、朝8時15分に最寄りのコンビニで東京のY科さんと合流し、

まずは先発隊として、先にサーキットに向かいます。

(後発隊の◎山さん、A達さん、H堀さんの3人は昼ごろ合流)

 

筑波サーキットに来るのは20数年ぶり2回目となります。

サーキット内では、FMRのパドックが18、19番なので、

そこを基点に観戦しました。

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肌を刺すような暑い日差しの中、

轟き渡るエキゾーストノートと焼けたオイルの匂い、

車好きにはたまらない空間です。

 

61番と63番のベレGはともにFMRチューンの2台。

FMRの工場内でよく見かけている2台だが、

こういう本来いるべきところに来ると、やはり様になります。

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予選走行を終えたベレGをチェックするFMR武藤社長。

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元レーシングドライバーとして、メカニックとして

様々なアドバイスを与えます。

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猛暑の中の清涼剤!?

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この赤の61ベレGが、G161Wエンジンで、

クラスの違う930ターボやZ432、ロータリー勢を追い回すのですから

ドライバーの腕はもちろんですが、

FMRチューンの凄さを見せつけられた感じです。

目標としていた総合3位までには入れませんでしたが、

ダントツのクラス1位は不動です。

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ちなみに、レースカーの流し撮りは初体験でしたが、

結構それなりに、いい感じに撮れたので大満足!

撮影アドバイスをくれた117OCのT中さんに感謝m(__)m

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夕方予定があるので最後までいることはできず、

午後3時30分過ぎ、筑波サーキットを後にしますが、

いやー、しかしこの日はホントに暑かった!!!

皆さん、お疲れ様でした。 

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FMR Y科号エンジンOH その6

先週は仕事に追われ、なかなか更新できませんでした。

 

先週7日、日曜日は、

爆弾低気圧の影響で、風雨が凄いということで

佐野・足利MTGの最終下見は中止に・・・

 

そんな中、東京よりY科さんとT中さんが

オーバーホールが完成したY科号を引き取りに来宇。

一緒に、FMRに行って来ました。

 

FMRに着くと、ちょうど、B110の調整中でした。

その奥には、Y科号が・・・。

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OHされたエンジンをかけると、

これがあのG型エンジンか!とT中さんが思わず口走ってしまうぐらい

静かにアイドリングを始めました。

あの、ガラガラ音はどこからもしません。

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外は、雨も上がってきたので、

いざ、試走へ・・・

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武藤社長もこの雨のために、

OH完成後のY科号に乗るのは初めてとなります。

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その後は、オーナーY科さんが運転。

エンジンフィールについては、

静かで、アクセルをちょっと踏むだけで、すっと軽く回転が上がるそうです。

ただ1,000kmまでは、まだ慣らし運転なので、

上限は3,500回転までしか出せないのがちょっと残念そうですね。

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試走後、再度点検。

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Y科さんは、雨上がりの空のように心も晴ればれと、いざ東京へ・・・。

早く慣らし走行が終わり、フルにアクセルを踏んで走るY科号と

一緒に走りたいですね。

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FMR Y科号エンジンOH その3

年度末の忙しい毎日からやっと開放されたので、

久々にFMRに顔を出してきました。

あれからY科号の進捗状況はどうなってるのか、

作業をのぞかせてもらいました。

 

工場奥の作業場では、工作機械にクランクシャフトがセットされ

ポリッシングという工程をしていました。

クランク部分の傷や付着したカーボン等を取り除き、磨く作業だそうです。

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そのとなりでは、シリンダー部分のホーニング加工という作業をしていました。

少し動かしては止め、内部の具合を指先で感触を確かめ、寸法を計り、

また動かすという、1/1000 1/100ミリ単位の神経を使う作業です。

見ている方も声をかけづらい、ピーンと緊張感が張り詰める作業です。

武藤社長によると“エンジンの命”となる作業工程だそうです。

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横の台の上には、ヘッド部分が置いてありましたが、

こちらはまだ手付かず状態・・・これからですね。

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Y科号117クーペのボンネットの中はまだガラーンと空いてますが、

予定では来週中には仕上げたいと言ってました。

そうすると、来週の後半にはこの中にエンジンが収まっているんでしょうかね。

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G161Wの完成までもう少し、楽しみです。



FMR Y科号エンジンOH その2

夕方FMRをのぞいてみると、

Y科号エンジンはすでにバラバラに分解されていました。

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武藤社長は、

このエンジンは以前にもオーバーホールしていると言います。

そして、焼き付きがところどころに見られるので、

オイル切れも起こしていたという。

上記写真ではちょっとわかりづらいですが、

一番左側のピストンは、コンロッド部分全体が変色しています。

これは相当危険な状態になっていたことを示しているといいます。

 

コンロッドのクランクシャフトとの連結部分(円の内側)、

赤くなっているところが焼付けを起こした跡。

(写真では分かりづらいですかね・・・)

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メタルも焼付けを起こして、赤く変色しています。

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ピストンリングにおいては、

4本全てが割れていたそうです。

#3ピストンのものは、下記写真中央のように、

細かく割れて入っていたそうです。

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今回、オーバーホールをするタイミングとしては

ギリギリのところだった、と武藤社長。

このまま走っていたら、最悪の状況も考えられたと言います。

 

・・・・

 

奥ではすでにオーバーホールの最初の工程として、

オーバーサイズピストンを入れるためのボーリング作業が始まっていました。

クリアランスは4/100とか言ってましたが、素人の私には何のことか・・・。

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手前の#4シリンダーの内側を指でなぞってみると、

けっこう凸凹しているのが分かりました。

写真でみてもそれとなく想像できるかと思いますが・・・

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新生G161Wにむけた作業がいよいよ始まりました。



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