2014年8月の投稿一覧

オーバーヒート対策

今回のオーバーヒートで、

今後同じことが起きないようにするにはどうしたらいいか?

ということで、今回の修理は・・・

 

【ラジエーター関係】

1.ロアホース → 新品に交換・・・アッパーホースは4年前に交換済

2.サーモスタット → 新品に交換

3.ラジエータキャップ → 新品に交換

4.ラジエーターの2層コア → 3層コアにアップ

 

1〜3までのロアホース等の部品交換は当然として、

4の“3層コア化”は銅がいいのかアルミなのか、2層か3層か、

ピッチは・・・など、利点・欠点・予算を含めいろいろ検討してもらった結果、

渋滞時のノロノロでもハード走行でも、街乗りとして効果があるのは

銅3層が一番いいだろうということになりました。

30年以上使い続けた泥などで詰まったラジエーターをきれいに掃除するだけでも

冷えが全然違うとも言ってましたので、

新品3層にすることの効果は大きいものがあると思います。

 

【電気関係】

1.オルタネーター(55A)→ ICレギュレーター付オルタネーター(80A)に交換

2.電動ファンの配線見直し

 

今回のオーバーヒート時に、バッテリー上がりがおき、

エンジンがかからなくなってしまいました。

ノロノロ運転で回転数が上がらず充電がうまくできなかったためなのかなと思います。

そのため、電動ファンも電力不足でうまく回っていなかったのではないか。

オルタネーターから無駄なくバッテリーに充電できるよう配線を変えていましたが、

それは普通にエンジン回転数が上がっていればこそなので、

長時間のノロノロ運転では、現在の55アンペアではやはり電力不足なのかな?と、

そこで、80アンペアのICレギュレーター付オルタネーターに交換しました。

20140808_01

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今回のICレギュレーター付オルタネーターは、117OC会報でも紹介されていた

㈲日本オートパーツ(TEL.0790-27-0144)から入手しました。

80アンペアで@16,000円(税・送料別途)、格安です。

取り付け部分の寸法・形状やプーリーまでの寸法があるので、

現在のものを先方に送り、同形状のものを送ってもらいました。

・・・それでも、取り付けには少し加工が必要だったそうですが・・・

20140808_03

今まで付いていたレギュレーターを取り外してみると、

赤丸部分のコードがちぎれそうになっていたそうです。

どっちみち交換時期だったのかもしれません。

20140808_04

電動ファンは、センサーの方法、温度設定も含め、

きちんと作動するよう配線の見直しをはかります。

 

【その他】

1.ボンネットに貼ってある防音材の剥離

 

これは以前にも書いたように、

これによって熱の放出がうまくできなくなり、エンジンルーム内に熱がこもるため。

防音効果よりはまずは熱放出を優先させるべきですね。

 



強化Fスタビライザー装着

話題はさかのぼりますが、

117クーペオーナーズクラブの「諏訪・蓼科MTG」に合わせ、

蓼科高原のワイディングロード「ビーナスライン」を走るため、

前日の7月25日、フロントのスタビライザーを交換しました。

 

交換のため、117クーペをガレージ北関東へ入庫。

ここには現在、東京のY科号、福岡のK井号も入っています。

リフトで管理人号を上げると、Y科号との絶妙な空中コラボ!

ちょうど訪れていたロードスターオーナーも

このなかなか見られない光景に、感動しきりでした。

20140725_02

 

スタビライザーの強化は、FMRの武藤社長に教えていただいたもので、

レースの現場などで予算がない場合によくやる方法だそうです。

知人のA氏に製作していただき、自分でダンパーのKONI赤に合わせ塗装しました。

(備忘録:ボデーペンT-115 トヨタ#3E5 スーパーレッドⅡ)

赤く塗るだけでも、カッコよく、効果がありそうな気がしませんか。(笑)

 

取り付け時には、ブッシュ類も合わせて交換しています。

もちろん純正ブッシュです。メーカーよりまだ出ます。

20140725_01

 

さて、実際に走ってみた感想ですが、

普通に走っているだけでは、ちょっとその差は体感できませんでした。

管理人117号の場合、KONIにすることで約3cmダウン、

それにフロントコイル1巻半カット、リヤもそれに合わせ2cmほどダウンさせ、

全体で約5cmほどローダウンさせているため、

今までもコーナリングはそれなりに良かったせいもあるかもしれません。

 

しかし、高速道路のインターチェンジやジャンクションのコーナーを

速く走り抜けると、その差は体験できました。

今まででしたら、それなりにアンダーが出ていたところでも、

スムーズに抜けることができた気がします。

 

また、ブッシュを交換したからかもしれませんが、

下側からのあたりもソフトになったような気がします・・・

基本的にスタビライザーの強化が乗り心地に影響を与えることはないので、

乗り心地が硬くなったりはしないそうです。

 

今回は、蓼科高原のワイディングロードでその効果を存分に味わう予定でしたが、

オーバーヒートというアクシデントで、それも叶わず・・・

次の機会にということになりました。

 



パーツ情報「ロアホース」「サーモスタット」他

今回のオーバーヒート修理のため

ロアホース、ラジエーターキャップを8月1日に、

サーモスタットを8月6日に、いすゞより入手しました。

 

ロアホース

品番は、5-21431029-1(ホース:ウォータ)

価格は、2,950円(税別)です。

車種・型式により製品が違うのか、

車検証の型式、型式指定番号、類別区分番号を聞かれました。

ちなみに、アッパーホースもまだ出るようです。

ずっと交換してない人は、この機会に、上下ホースを交換してみてはいかがでしょうか。

20140802_01

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ラジエーターキャップ

品番は、5-21450005-3

価格は、2,230円(税別)です。

全車対応です。

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サーモスタット

品番は、5-13770021-1

価格は、2,730円(税別)です。

これも車検証の型式、型式指定番号、類別区分番号を聞かれました。

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オーバーヒート!!(その2)

ガレージ北関東でオーバーヒート修理中の管理人117号ですが、

一番の破損個所は、ラジエーターのロアホースの破裂でした。

あの時の“パンッ!!”という音は、このホースが破裂した音だったんですね。

ま、エンジンにまで被害がいってなかったのが、せめてもの救いでした。

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4年ほど前、アッパーホースは交換したのですが、ロアホースは交換してないので、

購入した当時に交換していたとしても最低でも10年は経っていることになり、

もしかしたら15年とか20年とかということも・・・・(^^;

 

これまで、FMRで整備するようになってから、あまりにも調子がよかったので

ちょっと油断していたかも・・・やはりゴムホース類の劣化には気をつけないと!

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ホースが破裂するまでになったエンジンルームは、相当熱くなっていたようです。

エキマニ横にあるウォッシャー液タンクのフタが溶けていたのにはビックリ!

20140731_04

その要因のひとつとして、ガレージ北関東の社長が言うには、

ボンネットに張ってある防音材があるということです。

これが張ってあるために、熱が鉄板を通じて外に放出しづらくなり

中にこもってしまうということです。

防音のために張ったつもりだが、防音効果はそれほどあるとも思えないので

この機会に外すことにします。

20140731_05

 

しかし・・・

トンネル内でオーバーヒートして止まっている間は恥ずかしかったですね。

ノロノロ状態だったので、横を通りすぎていく車の人たちがじっくり見ながら、

「古い車を乗るのはカッコいいけど、こういうことがあるからな・・・」と

言っているようでした。

ここで止まる前に、狭山PAで少しばかり目立っていたので、

「ああ、あの車だ・・・」と思っていたことでしょう。(-_-;)

 

二度と高速道路上でカッコ悪いことにならないよう、

しっかりとオーバーヒート対策をしないと・・・

 

 



オーバーヒート!!

今、私のクーペは鹿沼のガレージ北関東のリフトに乗っかっています。

整備中といえば聞こえがいいが、じつは・・・

20140806_01

 

先月の7月26日(土)〜27日(日)、

117クーペオーナーズクラブ関東支部の「諏訪・蓼科MTG」に参加すべく、

集合場所の中央道下り「談合坂SA」に向け、宇都宮を朝出発。

東北道〜岩舟JCT〜北関道〜高崎JCT〜関越道〜鶴ケ島JCT〜圏央道と順調に走行。

圏央道・狭山PAで休憩した後、日の出あたりまでは順調だったが、

あきる野あたりから渋滞し始め、ノロノロ運転に・・・

表示では八王子JCTまで10kmの渋滞・・・

このあたりはほとんどがトンネルで、風も抜けなく、外気温もそうとう上がってきていた。

トンネル内はライト点灯、そしてエアコンON・・・ちょっといや〜な予感がしたので、

途中から、ライトOFF、ノロノロ状態で回転数も上がらずエアコンの効きも悪かったので

窓を開けて走行していたが・・・突如、

 

“パンッ!!”

 

八王子JCTまであと1.5kmほどとなったトンネル内に響く破裂音。

最初、他の車がパンクしたのかと思っていたら、

クーペのボンネット右脇(タイヤ周辺)から水蒸気が上がったので、

自分の車だと分かり、急ぎ左脇によせ停車。

すると、メーター内ランプがすべて点灯し、エンジン停止。

再度エンジンをかけると、いったんはかかるがすぐさま停止。

2〜3回やっても同じなので、動かすことはあきらめ、

JAFにTEL

 

あとは、JAFの指示に従い、追突の危険性があるということで

車から降り、トンネル脇の通路に避難、助けを待つことに・・・(-_-;)

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渋滞ということもあり、約30分ほどしてやっと、公団のパトロールカーが到着。

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この場所だと、ただでさえ渋滞しているのに、さらに渋滞に輪をかけているので

この先200mのところに待避所があるのでそこへ移動することになったが、

ただ、エンジンがかからないと言ったら、それじゃ押して行こうということに・・・

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待避所に車を入れたので、とりあえず追突の恐れはなくなって、

JAFを待つことに・・・

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10時34分にJAFに電話した時は、到着まで60分ほどかかると言われたが、

待てど待てど、なかなか来ない。

やっと来たのは13時8分、すでに2時間30分が過ぎていた。

 

JAFの方が、ボンネットを開け、点検。

オーバーヒートということで、応急措置を開始。

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ラジエーター内は空になっていたので、水を追加。

バッテリー上がりでセルが回らなくなっていたので、

ブースターをつないでエンジンをかける。

どうにかエンジン内に水が入ることはなく、問題はなさそう。

なんとか、動かすことはできそうなので、まずはトンネル内脱出!

談合坂SAまでゆっくり走らせていくことに・・・

 

ところで、JAFがみえたころ、

なんと!! 117OCのT支部長が、心配して駆けつけて来てくれました。

心細かった時だけに、ほんと、うれしかったですね!

その分、MTGのスケジュールを乱してしまい、

他のみなさんにはご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。<(_ _)>

 

談合坂SAまでは、問題なく走っていけました。

水温も走り出しは120℃近くあったが、走るにつれ90℃まで下がり、

これで、MTG参加できるかなと思ったが・・・

談合坂SAに着いた頃、また水温が120℃を振り切った!

えっ、何? と思って、外に出てボンネットの方を見ると、

水がジャバジャバと流れ出していて・・・

さっきJAFの方が入れてくれた水が全部出てしまう勢いでした。

たぶん、走行してくる間に、傷口がさらに広がってしまったのかな・・・

 

このあと、とりあえずエンジンを冷やしてから、

SA内のGSの一部を借り、T支部長が車をあげて応急措置をしようと試みるが

ねじが固くて回らず、アンダーカバーも外れないし、

何よりもこの日の暑さは半端ないもので、熱中症になりかねないので、

修理は断念。

この段階でMTG参加もあきらめ、再度JAFに助けを求め、

ローダーに載せて栃木に帰ることに・・・・

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帰りの中央道上りは、談合坂SAから八王子JCTの20分ほどの距離が

事故渋滞に自然渋滞も重なり3時間近くかかり、

八王子JCTを抜け、圏央道に入ったのはちょうど8時。

結局、整備工場のある鹿沼に着いたのは、夜10時30分を過ぎていました。

ガレージ北関東の社長も夜遅くまで待っていてくれて、

ほんとうれしかったですね。

 

最後に、せっかくのMTGだったのに皆さんにご迷惑をかけすみませんでした。

そして助けに来てくれたT支部長に感謝申し上げます。

 



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